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より良いパフォーマンスを求めて ~ターボメドと共に記録更新を目指す!~
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パラアスリート インタビュー
パシフィックサプライ株式会社
義肢装具士 小関 俊祐
2024-10-15
はじめに
ターボメドは下垂足の方を対象にした、靴の外側に装着する革新的な歩行補助具です。
靴に専用のクリップを取り付けることで簡単に装着ができ、身体に触れる場所がカフの下腿部のみのため、足底に違和感がなく、摩擦によって皮膚がダメージを受ける恐れがありません。
体重制限はなく、日常生活からスポーツなどの幅広い場面で歩行をサポートします。
今回はターボメドをモニターでご使用になっている、パラ陸上選手の鈴木さまにお話を伺いました。
【鈴木さまのプロフィール】
年齢:52歳
職業:自営業
疾患:事故による左足の麻痺
日本パラ陸上競技選手権大会 F42円盤投げ 日本記録保持者
より良いパフォーマンスを求めて!
2003年に仕事中の事故で第3腰椎を破裂骨折して、その後遺症で左半身にマヒが残りました。
日常生活では油圧式のゲイトソリューションデザインという装具を使用しています。
2006年から趣味で始めた野球ではプラスチックのシューホンタイプの装具を使用していました。
シューホンタイプの装具
元々学生時代に陸上部だったこともあり、2017年にパラ陸上の方にも手を広げ、初めて日本パラ陸上競技選手権大会に参加しました。
スポーツをしていると装具の強度や動きがパフォーマンスに直結します。靴の中に装具を装着する場合、靴のサイズを装具に合わせるため、装具を入れた側の靴はサイズが大きくなってしまいます。そういったことがあり、自身が使用していた装具について、これがベストなのだろうか、と悩んでいました。そんな中で靴の外側に取り付けるターボメドを見つけました。
「何だ!?この斬新な装具は!」
facebookを見ていたらターボメドの情報が流れてきました。「何だ!?この斬新な装具は!」と驚きました。近くで試せる場所もそのときは知らなかったので、「こんな装具もあるのか」「名前だけでも覚えておこう」くらいの気持ちでした。
その後、今年の1月にターボメドでマラソンをされた方のインタビュー記事を見て、facebookでコメントを送ったことをきっかけにパシフィックサプライさまからモニターの声がかかり、実際に試せる機会をいただきました。
ターボメドを使用してのはじめての練習!
今までにないデザインで改めて斬新だなと思いました。特に横への動きがスムーズになり、明らかに軽く動けるようになりました。野球の守備や円盤投げの動きは横の動きが多いので格段に楽になりました。
靴の外側に取り付けるので靴の左右のサイズの違いにも困ることなく、特に陸上競技では使用するスパイクにも様々な制限がつけられているので、靴ごとに付け替えができるのはすごくよかったです。
レースクリップが取り付けられた競技用スパイク(左足)
次の目標は・・・
今は主に趣味の野球とやり投げと円盤投げの競技で使用しています。野球では障がい者野球の他に一般野球にも参加していて、いろんなポジションを守っています。前後左右の動きについてくるターボメドがあるのでとても快適にプレーできます。
パラ陸上競技でも練習を開始しています。2024年9月の2024ジャパンパラ陸上競技大会ではやり投げと円盤投げの記録更新を狙っていきたいですね。
ー競技大会後に鈴木さまよりコメントをいただきましたー
先日のジャパンパラ、北海道東北パラ陸上競技大会にてターボメドを競技使用いたしました。今まで使っていた装具とは違って、自分の足とジャストサイズの靴で競技出来るので、凄く良い感じです。
競技場では、私以外にターボメドを使ってる女子選手が、
「同じもの(ターボメド)使ってるの初めて見ました!嬉しいです!」
と、わざわざ駆け寄って来てくれたのが印象的でした。
ジャパンパラ陸上競技大会(香川県高松市)にて
インタビューを終えて - あとがき
より良いパフォーマンスを求めて試行錯誤されている中でターボメドとの出会いがあり、パフォーマンスの向上につながっていることをお聞きし、とてもうれしく思いました。
下垂足や歩行時のつまずきにお悩みの皆さまに広くターボメドをお届けできるよう、より一層励んでまいります。
取材時の様子
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