パシフィックニュース

エーブルネットセミナー紹介

AAC（コミュニケーション）

2010-10-01

～すべての人はコミュニケーションできる～

現在、パシフィックサプライではエーブルネットの商品をご紹介するにあたり、「エーブルネットセミナー」「エーブルネット体験会」「VOCAで遊ぼう」というイベントを行なっております。その中でも、「エーブルネットセミナー」は、2008年の1月から現在まで、100ヶ所の特別支援学校や、療育施設で開催させていただいており、延べ1000人以上の方々にご参加いただいております。

目的

「エーブルネットセミナー」は、“現場で使われている「ビックマック」を現場の方に使いこなしていただこう”という目的で開始されました。「エーブルネットセミナー」を開催する前まで、訪問させていただいたいろんな施設で、

※エーブルネット商品をはじめとしたVOCAを、備品としてはたくさん持っているが、どのような場面で使っていいのかがわからない
※機器の録音方法がわからない

というお声を多く頂戴いたしました。販売当初から、その扱いやすさと、録音方法の簡易さ、シンプルなデザインで親しまれてまいりました「ビックマック」が、いろいろな施設で、引き出しの中に眠っていることが多いと言われたのです。

ビックマックは、使っていただく方の「声」として使われます。だからこそ、ご利用者の方と長い時間をすごされる支援者の方々に、もっとビックマックを使いこなしていただきたいと考えました。また、エーブルネット社の理念は、「すべての人は学ぶことができる。すべての人は活動に参加できる。すべての人はコミュニケーションできる」です。

せっかく、多くの施設に置かれている、ビックマックですから、最大限に利用していただき、ご利用者の方の生活をよりご本人にとって貴重なものとしていただきたいと思います。

※対象となる方は、教師・セラピスト・VOCAの支援に関わる方です。

エーブルネットセミナーの様子

内容

「エーブルネットセミナー」は、説明と体験の二つのパートで行っております。説明の中では、ビックマックをはじめとしたVOCAの利点の紹介、使われている事例の紹介、エーブルネット社商品の紹介をさせていただいております。体験の中では、参加された方々に実際に機器を使っていただき、ビックマックを使ってどのような活動ができるかを実感していただいております。

一例をご紹介すると、ビッグステップバイステップ（連続のメッセージを再生することができるビックマック）を使って、じゃんけん遊びをしています。そして、そのじゃんけんを使った陣取りゲームなどに遊びを展開させております。昔、誰もが一度は体験ある懐かしいゲームとあって、参加された方々に楽しんでいただいております。また、そんな楽しい活動をご自身の職場に持ち帰り、普段接している、あの子やこの子にやってもらうことができると思うと、VOCAの良さを改めて感じていただけるようです。

参加者の感想

教室にあるビックマックを今まではただ押すことしかできませんでしたが、今回話を聞いたことで、もっと有効に使いたいと感じました。
（特別支援学校教師）
いつも使っている方法以外の方法を知ることができました。知らないことを知ることができ、使用方法の幅が広がり良かったと思います。
（福祉センターセラピスト）
いろいろなスイッチに直接触れて体験できたことがよかったです。また、使い方なども交えての説明だったので、わかりやすかったです。
（療育センターセラピスト）
「すべての人はコミュニケーションできる」という理念が大切だと感じた。機器を使うことで、本人が主役になり、より主体的に生きていくことができる。こういう可能性が広がることも大切だと感じた。
（特別支援学校教師）

エーブルネットセミナーを通して…

今まで、北は北海道から南は沖縄県まで、全国各地でセミナーを開催させていただきました。VOCAを非常にうまく使いこなされている方や、これから導入を考えられている方など、さまざまな方々にお会いすることができました。すでに、使いこなされている方には、より詳しいビックマックの使い方を、これから導入を考えられている方には、基本的な使い方やVOCAの良さをと、参加される方々の聞きたいこと、知りたいことにあわせて、説明をさせていただいております。

これからも沢山の方々に、セミナーを通してエーブルネット社の理念を紹介し、機器の体験をしていただき、ご利用者のコミュニケーションがより楽しくていきいきとしたものになるようにと願っております。

エーブルネットセミナーの様子

エーブルネットセミナー紹介

～すべての人はコミュニケーションできる～

目的

内容

参加者の感想

エーブルネットセミナーを通して…

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