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ふたたび、自由に手を動かせるように・・・ 新しい治療法の開発が始まる
プレスリリース
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パシフィックサプライ株式会社(大阪府大東市 代表取締役 川村 慶)は、手指の動きにかかわる神経回路を回復させる新しい治療方法の開発を順天堂大学と共同で行う契約を締結した。
2020-07-29
脳血管疾患の患者は約120万人と推計されており、罹患後の復職率は50%~60%とされている。罹患すると半身に麻痺が残り、手指を思うように動かせなくなる、或いは屋外で思う様に歩けなくなるなど後遺症が残ることがあり、この後遺症が復職の妨げとなっている現実がある。
パシフィックサプライ株式会社は、順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学 藤原俊之教授のもと、適切なタイミングで脊髄に電気刺激を与えることで神経回路に直接アプローチし歩行回路を回復させる治療法を開発。
この治療法を応用し、手指の動きにかかわる神経回路を回復させる新しい治療方法の開発を、順天堂大学と共同で行う契約を2020年6月17日に締結した。
パシフィックサプライ株式会社が電気刺激装置の提供と、機器と組み合わせて使用する前腕回旋装具の研究開発を藤原教授と共に行い、順天堂大学で臨床評価を行う。
これまでは手指を伸ばす筋肉へ電気刺激を加えて神経回路にアプローチする手法だったが、脊髄から直接神経回路に電気刺激を与えることで神経回路へのアプローチを的確に行う。
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