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プレスリリース 脊髄に電気刺激!リハビリ効果を変える!?
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2017-11-01
パシフィックサプライ株式会社および川村グループ各社の主なプレスリリースをご紹介しています。
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脊髄に電気刺激!リハビリ効果を変える!?
藤原俊之氏(順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学/教授)は、正門由久氏(東海大学医学部専門診療学系リハビリテーション科学/教授)、牛場 潤一氏(慶應義塾大学理工学部/准教授)と共同開発で、脳卒中片麻痺患者が再び歩く為の革新的な治療方法を考案した。
脳卒中の後遺症により歩行が困難となった患者は、従来は装具を装着し、歩行トレーニングを繰り返すことで通常歩行を取り戻していたが、この新たな治療法により、リハビリテーションの効果が大きく変わる可能性がある。
「歩く」という行為において、人は「足を振り出す」、と「体を支える」という二つの動作を繰り返す。この動作は脳からの指令をもとに脊髄の反射を利用して行われている。
藤原教授はこの歩行メカニズムに注目。「歩く意思」にタイミングを合わせて脊髄に電気刺激を与えることで歩行回路に直接アプローチし歩行機能が回復する。
臨床研究では現在までに参加した患者8名において歩行速度の改善を認めており、藤原教授はその研究成果を2017年11月29日、第47回日本臨床神経生理学会学術大会(パシフィコ横浜)において発表する。
11月29日(水)12時30分~13時30分
ランチョンセミナー
歩行神経回路のNeuromodulation
現在、特許を出願中で、パシフィックサプライ株式会社(大阪府大東市)が2019年販売開始に向け治療用装置を製品化する。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
川村義肢株式会社/パシフィックサプライ株式会社
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